自発運動2

ジャーナリストの熊谷猛さんが書かれた、戸嶋正喜驚異の自発功[あなたの自然治癒力はこうし蘇る]という本を入手した。今私の身に起きている自動運動と戸嶋さんの自発功は一緒なのかを知りたかったので。

 

戸嶋正喜さんは、戸嶋気功研究所の代表の気功師だ。戸嶋さんは、中国から古くから伝わる気功療法のなかで、最高位に位置づけられる「自発功」という気功療法を用いて、現代医療では治療不可能だとされる病を治療されてきた実績があるようだ。

 

戸嶋さんは、自らの気を患者に送って、患者の身体を勝手に動かしてしまうという。



p25

「人間は生まれながらにして、病気や怪我をしたときの治し方が脳に刻みこまれているんです。ところが長い文明生活の中で、そうした機能がしだいに働かなくなってしまったのではないでしょうか。忘れてしまったのか、それとも冬眠してしまったのか・・・・・。患者の右脳に外から『気』で強い刺激を与えてやると、その機能が目覚めるんです。今、身体を治すにはどんな動きが必要かを判断して、身体が勝手に動き出すということです。」

 



本の最後のQ &A

 

Q2

自発功の状態に入ると、意識がはっきりしていながら、身体が自分の意思とは関係なく自然に動き出すと聞きました。これはどういうことなのでしょう?

 

A2

意識をつかさどるのが左脳、無意識に身体を管理するのが右脳、それらを同時に働かせるのが「自発功」です。普段でも、疲れてきたら自然と首を揉んだり眼を抑えたりしますが、あれも右脳のなせるわざです。それをもっと効果的にかつ治癒へ向けて、左脳と右脳を同時に働かせるのが「自発功」なのです。



Q7

以前、中国気功の本で「自発功」に関して読んだことがあります。その本には、自分で呼吸法を修練して自発させる方法が書かれていました。自分でできればそれにこしたことはないと思いチャレンジしましたが、なかなかうまくいきません。やはり普通の人には無理なんでしょうか?

 

A2

本格的な修行をしたお坊さんなら別ですが、普通の人にはまず無理といっていいでしょう。自分で発動させることを「本体性自発功」を呼びますが、これはかなり大変なのことです。

 



戸嶋さんのいうところの、本体性自発功というのが私が今体験しているものなのではないか?本格的な修行により取得できる技術となると、瞑想が関わってくるということか?わたしは、今まで俗に言われる座禅瞑想はやったことがない。寺に修行に入ったこともないし宗教団体にも所属していないけれど、5ヶ月前から自発功ができるようになったのはどうしてなのか?というか、5ヶ月前にその存在に気づいただけで、潜在的には今までもやろうと思えばできてたのかもしれないが。医学に関わる者として、科学的な視点で興味をもっている。なんらかの、神経伝達物質、神経回路、脳波、そういったもので、自動運動が呼び覚まされるのか?すべての人ができないのはどうしてなのか?この本によると、中国医科大学を卒業すると、成績が優秀で才能がありそうな人がノミネートされ、「自発功」を会得する修行を積まされるという。修行をしてもできるようにならない人もいるそうだ。もし、自発功ができるようになると、国家の要人を相手に治療をしたり、指導者になったりするという。そんな話今まで聞いたことがなかっけど、調べてみようか。